「ひこじて」（ひこね自転車生活をすすめる会）のブログ

先週末少し雪が降り、今日も朝から彦根は雪が降っております。でも晴れ間がのぞいた時、姿を現す伊吹山の景色は雄大で、湖岸で見る景色もものすごく印象的です。冬のサイクリングは変わりやすい天候と、体が固まって転ぶと怪我をしやすいというのはありますが、少しの合間を縫って、温まるくらい長い時間を乗るのもいいものです。昨日びわ湖を回られたお嬢さんに、自信を持って「いいですよ」と、教えて頂きました。要は意志の力で如何に「きついんちゃうやろか」という気持ちを吹き飛ばすかですね。

計画立てたいと思います。  

昨日彦根に福井県のある町から視察があり、私どもの参加する某ＮＰＯの代表及び副代表という立場で、お迎えし、活動の紹介と懇談などをして参りました。そちらは町の地域活性にかかわる協議会のメンバーさんたちの団体で、事例の参考にと言うことでしたが、やはり抱える問題は同じで、独居やそれに近い方に関わる福祉、地域から若者が出て行く、子どもへの（大人もあるか）モラル教育の問題、そしてどこへ行くにもクルマを使うという現状、などなど・・・。

そこで私たちの事例を基に話しが盛り上がったので紹介すると。彦根では地元の若者がよその就職からかえって、またはよその大学からかえって、自転車ドライバーの運転手を勤めてくれることがありました。彼らは自信を持って自分たちの町を観光客に紹介し、また自分の町だからこそすすんで興味ある盛り上げる事業に積極的に参加頂きました。もちろん成長する彼らですので自転車タクシーにとどまらず、多くは一年または二年たつと卒業して行かれるのですが。

自転車タクシーにかかわらず、地域のものが地域のために地域で仕事をするしくみが町の活性には重要であるように感じます。ほかにも沢山やり甲斐のある仕事はあると思います。地域だけに絞ると規模が限られ成長に限界を与えますが、やり甲斐は、ダイレクトな評価を受けますので、おおいにあります。移動や輸送距離が伸びるとクルマを使わざる終えなくなるので、地域外への展開は検討が必要ですが、観光客を受け入れると言う考えの中ではやり甲斐のある部分があります。

時間が少なく十分な議論はできませんでしたが、こちらとしても刺激になるいい機会でした。
写真は自転車タクシーで町を盛り上げる様子、ゆるキャラたちとのワンショットです。
  

12/06（日）に運営委員会を実施しましたので報告です。

・定住自立圏構想に絡むバイコロジーの検討について
（報告）先日推進役の市町の担当の方々とお話しする機会があった。
（報告）バイコロジーのルート選定と道路標示検討などは協力できそう。
定住自立圏構想は、エコと馴染むので面白そうと議論は盛り上がる。
「地域でエコなコミュニティ（エコビレッジ）構想！？」なんかにも合いそう。
エコについて悪弊をやめろの個別議論はきりがないので、住まい方自体の提案検討必要。
今後も「定住自立」的な地方の自立的エココミュニティについて議論を深めると楽しそう。

・「車左走」について
会員の提案のメールを元に話し合う
現状について、ルールがあっても表示があっても、破る人は考えていない。気にしていない。
リスクも考えていない。声かけにも限度。学生、学校への指導依頼も恐らく期待薄。
モラルの低下は自分たち自身にも言える（身に覚えがある）。
「多列並走」や「歩道暴走（都市で問題）」も同根で同様。
今後当会での取り組みは
１）勉強を続ける
２）自転車利用を促進する場合、ルール啓発は必ずセットで行う。
この問題で逆風が吹くと困るのは私たち自身なのできちんと啓発する。
フ゛ロク゛でもこのテーマを盛り上げる。
協力団体にも啓発協力の依頼をしましょう。
現在会員開設の参考ページ：http://www.geocities.jp/bicycle2kin/syasasou.htm

・来年の活動案
テーマを持った過去のサイクリングを固定ルートとして作り上げる。
とりあえずその中から今年は4回程度サイクリングをする。
他団体との連携をとりつつ、負担は減らして参加者は増やす。
定住自立圏のエリアも想定しつつルート設定する。
4月　彦根から永源寺の桜スポットめぐり
5月　和菓子めぐり
10月　直弼公ゆかりの地をめぐる
11月　紅葉の湖東三山
その他サイクリング案
「三成公ゆかりの地めぐり」
「ガチャコン連携貴生川から信楽」
「湖南三山」

以上です・・・。多賀大社お旅所近くの銀杏の落葉がきれいでしたので画像以下に載せときます。
  

明日の12月6日（日）は12月度運営委員会です。

朝、9時半、彦根の銀座平和堂3Ｆ「ナルクの館」にてです。

議題は

・ここ最近のイベント報告
・自転車は「左側走行」ということについて
・2010年の活動予定

などにてなると思いますが、最近自転車がらみの話題は豊富ですので話は尽きないと思います・・・。
会に興味のある方は、御連絡いただければオブザーバーも可能ですので、よろしければお越し下さいね。 （竹内）