・すろうじんの自転車生活日記(6)
4月29日から3日間、新潟県の佐渡に行ってきた。
目的は佐渡の最高峰・金北山に登ることであったが、ことしは雪が多く、まだ頂上付近は冬山装備でなければ登れないため、残念ながら途中で引き返さざるを得なかった。ただ、雪解けの頃の佐渡の山は花がいい。カタクリ、雪割草、福寿草などがいっぱい見られた。ということで、登山というより、花のトレッキングと観光の3日間となったが、小木港ではタライ舟に乗ったり、酒どころ佐渡の酒蔵では、北朝鮮から帰ってこられた曽我ひとみさんの娘さんが一生懸命、お土産用の酒を売っていたので買い求めるなどのハプニングもあった。
と、いろいろ旅行記を書くのもいいのだが、本題に戻らないといけない。
で、自転車なのだが、佐渡では乗っている人をあまりみかけなかったのは何故だろう。鉄道のない佐渡の交通機関はバスと車ということになるが、帰りにフェリーに乗るため向かった両津港などでは車が溢れていた。連休で移動する人が多かったためだが、街中でも佐渡の人たちの足もやはり車ということのようだ。島の中央部にある田園地帯を除くと、小佐渡山脈と大佐渡山脈があって、かなり起伏のある道が多いためかもしれないと思ったが、他にも何か理由があるのだろうか。もっともこれは佐渡に限らず、地方都市や田舎に行くほど車社会になっているのが現実ということなのかもしれないが。
その反面、最近、大都市で自転車が増えてきている。月に2,3回大阪に行くが、ここ数年で街中を走る自転車がやたらと多い。自転車利用者が増えるのは結構なことだが、その無法ぶりは目に余るものがある。次回はそのことについて書いてみたい。(すろうじん)
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